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半年で3500万円を稼いだNFTゲーマーを直撃「60歳すぎの母親もゲーマーに」

コラム

 デジタル資産の所有権を証明できる「NFT(非代替性トークン)」。この技術を用いてゲーム内アイテムにNFTを付与したブロックチェーンゲームが、遊んで稼げる「PLAY to EARN」として注目されています。

アジフライ

NFTゲーマーのアジフライさん

 とはいえ「そんな美味い話があるの?」とにわかに信じ難いのもまた事実。そこで、今回はNFTゲームを始めて6か月で3500万円以上稼いだというNFTゲーマー・アジフライさん(30代)にインタビューを実施。いかにして大金を得たのか聞いてみました。

3500万円稼いだ男性を直撃

――NFTゲームとの出会いについて教えてください。

アジフライ(以下、アジ):LGGというゲームコミュニティに参加して2020年8月にNFTゲームを知って、「ゲームをしてお金が稼げるんだ」と衝撃を受けました。それで早速『ジョブトライブス』というゲームを始めることにしました。

――『ジョブトライブス』とはどのようなゲームですか?

アジ:6枚のカードを組み合わせてデッキを構築し、相手と対戦するデジタルカードゲームです。遊戯王やポケモンカードで遊んだ経験がある人は、カードゲームとしては物足りないと感じる部分があるかもしれませんが、逆に言うと「手軽」だから時間を取られないのが僕にとっては魅力でした。カードデザインも、ファイナルファンタジーの天野喜孝氏や、カイジの福本伸行先生、RAVEの真島ヒロ先生などが手掛けていて、海外のタイトルにはない国産NFTゲームならではの安心感もあります。

NFTゲームを始めるのにいくら必要だった?

ジョブトライブス

※画像は「ジョブトライブス」公式サイトより

――NFTゲームは、最初にキャラやアイテムを買う初期投資が必要なものが多いです。『ジョブトライブス』はいくら必要でした?

アジ:私は1万~2万円くらいで始めました。当時一番レアなカードが20万円くらいで取引されていて、手が出せなかったのでレア度でいうと上から3番目くらいのカードを揃えました。リリース間もない頃の値段なので、今から始めるには6万円くらいかかると思います。

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