ビックカメラ、丸亀製麵…初心者向け「株主優待銘柄」4選。元自衛官投資家が推薦
食品やサービスの値上げラッシュが相次ぐ昨今、世間の投資への機運は確実に高まっている。しかし、いまだに投資は敷居が高いと感じる人も多いのではないだろうか。
虎の子の資産を増やすべく毎日の可処分時間を使うとして、せっかくなら目に見えたリターンがあったほうがモチベーションも上がるのでは? そんな考えが頭の片隅にあるならば、「株式優待のある銘柄」をチェックしてみてはいかがだろうか。
今回の記事では、株主優待のメリットやお得な優待のある銘柄、注意点について、元自衛官という異色の経歴を持つ個人投資家の生方正氏に聞いた。
優待内容は様々
株式投資について改めて説明すると、企業の株式を買うことでその会社の出資者となり、会社の経営に参加する投資方法のこと。企業によっては、会社の利益の一部を還元する配当金を得られたり、株主優待が受けられることもある。
株主優待には、例えば食品メーカーであれば自社製品の詰め合わせ、飲食店やアパレルメーカーなら割引券などがあり、企業により優待内容は様々だ。
有名企業の株主優待、何がもらえる?
例えば有名企業はこんな株主優待を用意している。100株買うと得られる株主優待を見てみよう。
●日本マクドナルドホールディングス:優待食事券1冊(バーガー類6枚、サイドメニュー6枚、ドリンクの商品引換券6枚)
●ANAホールディングス:国内線片道1区間、株主優待運賃の割引券
●オリエンタルランド:「東京ディズニーランド」または「東京ディズニーシー」いずれかのパークで利用可能な1デーパスポート(※3月末のみ。長期保有者向け優待制度あり)
あくまで株式投資のメリットのうちのひとつだが、賢く活用すれば生活に潤いが生まれるだろう。