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金遣いの荒い彼女に三行半!高くついた勉強代に、20代男性が後悔の日々

コラム

 好きな人とお付き合いできるのは嬉しいことですが、その人が自分にどのような影響を与えているのかは、ときどき冷静に考えてみることも大切です。そうしないと、今回話を聞かせてくれた志下基也さん(仮名・32歳)のように後悔することになるかもしれません。

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※画像はイメージです(以下同じ)

 志下さんは、自身が勤めている会社に派遣としてやってきた10歳年下の瑠璃さん(仮名・22歳)が超タイプでした。天然なところがある甘えん坊。10歳も年下ということもあり、志下さんは瑠璃さんのことが可愛くて仕方ありませんでした。

財布のひもを緩めてしまった

「瑠璃も、そんな僕の気持ちに気づいていたようです。2人きりのときに『もーっ! 志下さんて私のこと、どれだけ好きなんですか?』と、冗談ぽく何度も言われ、これは脈ありなのかな? と告白しました。返事はOK。嬉しかったです」

 大好きな彼女でもあり、妹のような存在でもあった瑠璃さんのことは、とにかくとても大切な存在。瑠璃さんにおねだりされれば快く財布のヒモを緩めていました。これまで彼女がいなかった期間も長く趣味などもなかった志下さん、おかげで貯金はかなりあったのです。

「そのため、毎月の給料は自由に使うことができました。そういった事情もありましたし、最初は高価なモノをねだってくるようなことはなかったので、喜んでもらえる顔を見たくてついつい買い与えてしまいました。それもよくなかったのでしょう」

金遣いの悪さで結婚するのを躊躇

財布

 瑠璃の要望はエスカレート。毎月お小遣いが足りなくなると、その補てんをさせられました。また、「居酒屋ではなくホテルディナーがいい」とか、「ブランドのアクセサリーやバッグが欲しい」と言うように。けれどそうなると、毎月の給料だけでは対応が難しくなります。

「貯めているお金には手をつけたくない。でも、瑠璃の要望に応えなければ嫌われてしまうかもしれないという恐怖もあり、葛藤が続きました。どうにか金遣いの悪さを改めてほしいと思う気持ちもありましたが、口には出せない。そんな状況が続きました」

 そんなとき、ちょうど瑠璃さんの友達がバタバタと結婚し、触発された瑠璃さんから「私も結婚したい」と言われます。これはチャンスだと思った志下さんは、無駄遣いをしないと約束させて同棲をスタート。

「結婚に憧れを抱いているいまなら、改心してくれるのではないかと思ったのです。一方で、いくら瑠璃のことがカワイイと言っても、僕を財布と思っているかのようなこれまでの行動にも思うところもあり、いきなり結婚するのはさすがに怖いという気持ちもありました

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