クレジットカードがスキミング被害に!?見つけた意外な犯人は
目の前に大量のお金を積まれて、魔がささない自信はありますか? お金は時として、人の心を狂わせ、人間関係やもめ事などトラブルの元になります。そこで、「bizSPA!フレッシュ」で過去に掲載した記事の中から特に反響の大きかった「お金のやらかし話」にまつわる人気記事を再掲載します(初公開2021年05月06日、情報は掲載当時のものです)。
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恋人と同棲している場合、自宅には当然お互いの貴重品も置いていますが、多くの人は相手のことを信頼しているはず。勝手にお金やクレジットカードを使われたり、盗まれることは考えていないかもしれませんが、なかにはそうした被害に遭う人もいるようです。
転がり込んできた彼女が…
印刷会社に勤める三宅幸宏さん(仮名・27歳)も4年前、当時同棲していた1つ下の女性にクレジットカードを無断使用された経験があるといいます。
「クレカは2枚持っていましたが、財布に入れて常に持ち歩いていたのは普段使いしている1枚だけ。もう1枚は自宅にずっと置きっぱなしの状態でした」
彼女とは飲み会で意気投合して交際をスタート。その後、彼女が住んでいたワンルームマンションの契約更新をせず、引き払う形で彼のアパートに転がり込んできたそうです。
今思えばタカられていた?
「最初に言い出してきたのは向こうですが僕も同棲に憧れがあったし、その提案に喜んで応じました。でも、あのころの自分はちょっと浮かれていて、同棲についても深く考えていなかった。
まだ付き合い始めて3か月ほどしか経っていない時期で、友達からは『いくらなんでも早すぎない?』って言われてたんですけどね。そいつの言う通り、もう少し様子を見てから判断すればよかったと今さらながらに後悔しています」
ちなみに彼女はアルバイトのアパレル店員で、本人によれば月収は15万円。三宅さんより手取り収入が7万円以上も少なかったため、家賃8万円のうち3万円だけ負担してもらうようにお願いして彼女も了承。ところが、別れる前の3か月は金欠を理由に払ってもらえなかったそうです。
「出勤日を減らされたと言われたため、そういう事情なら仕方ないと思ったんです。今思えば、それも本当かわかりませんけどね。光熱費も1人で住んでいたころより請求額は多いし、外食やスーパーでの買い物もほとんど私が負担。要はタカられていたんだと思います」