“他人の男”にしか興味ない迷惑な同僚のせいで「すべて失った」27歳女性の後悔
まわりの声に耳を傾けず、自分だけの思い込みで行動をしていると、マイナス要素しか持たないような人との距離が縮まっている可能性もあります。知らず知らずのうちにそういう事態を招いてしまったと後悔するのは、幸村詩織さん(仮名・当時27歳)です。
幸村さんが転職した先で仕事を教えてくれたのは、先輩でもあり同い年でもあった文香さん(仮名・当時27歳)でした。同い年だということ、そして文香さんも3か月前に移動でいまの部署にやってきたばかりということもあり、すぐに名前で呼び合う仲良しに。
転職先で仲良くなった同い年の女性
「職場でランチをしたり仕事帰りにごはんを食べたりするだけでなく、休日にも遊ぶようになり、プライベートな時間を共有することも多かったです。そうなるとやはり、恋愛や悩み相談もするようになります。当時付き合っていた彼氏とのこともよく話しました」
恋愛相談のほか、昔から仲のいい友達が悩んでいることなども自然と話していたのだとか。仲良くなって半年ほど経つと、「詩織の彼氏や友達とも会ってみたい。仲良くしたい」と言われ、BBQなど団体で遊ぶときに文香さんも招待することにしたのです。
「仕事が忙しい」彼氏からの連絡が遅れ気味に
「文香は頭の回転が速くて話し上手だったので、彼氏とも友達ともすぐに仲良くなりました。文香と彼氏や友達がつながるのは嬉しかったですし、いい縁が広がっていけばいいなという思いが強かったです。でも、ここからが悪夢のはじまりでした」
幸村さんと7年ほどの付き合いになる彼氏は、仕事中でも頻繁に連絡してくるタイプで、過去にはそのことで言い合いになったこともあったのだとか。そんな彼氏からの連絡が途切れ途切れになり、そのうち幸村さんが連絡をしても数日かかって返信が来る状態に。
「何かあったのかと尋ねても、『仕事が忙しい』としか返答がなく、浮気も疑いました。はじめてのことで戸惑いもあり文香に相談しましたが、『男は気まぐれ。そんなときもあるよ』『7年も付き合っているなら、倦怠期かも?』などと言われ、妙に納得したのです」
このとき、幸村さんは友人ともうまく連絡が取れなくなっていたと言います。けれど、文香さんが頻繁に連絡してきては相談に乗ってくれたこともあり、それほど気にはならなかったのだとか。また、自分から疎遠になってしまうこともあったようです。