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エステー女性社長が“個性派商品“に根付かせたブランド価値の大切さ。対話に苦労した時期も

ビジネス

自分の軸を持ち、信念をぶらさないこと

エステー

2022年2月から開始した新規事業「エステーペット」

 外資系ラグジュアリーブランドから、エステーの社長として陣頭指揮を執り、さまざまな改革を進めてきた鈴木氏。最後に、20代のビジネスパーソンへ向けたメッセージを聞いた。

「自分の軸を持ち、周囲から何を言われても、信念をぶらさないことが大切だと思います。若い頃から『こうありたい』と思い続けると、私のような世代になった時にようやく実現できるようになります。まずは楽しいと思えることを見つけ、寝食を忘れるくらい没頭してみてください。苦労を感じる場面もあると思いますが、達成したときには喜びもひとしおだと思うんです」

 仕事をするときは必ず白いスーツを身にまとう。髪型もその日の気分で変えたりはせず、いつも同じにする。鈴木氏は社長として振る舞うときに「日用品を扱う企業ゆえのわかりやすさや清潔感」を心がけているそうだ。エステーの目指す空気ビジネスのさらなる発展に期待したい。

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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