三流、二流の仕事と、一流の仕事の差とは?才能を伸ばすために大切な3つのこと
失敗する時、必要なことは?
これから、あなたが才能で勝負していくとき、必ず失敗を経験します。しかも、一度だけではありません。何十回と経験することでしょう。ですから、そう簡単にはうまくいかないと、今から想定しておくことが大事です。どれだけ成功している人でも、その過程では、何十、何百という失敗を経験しています。
たとえば、あなたが初めて何かに挑戦したときのことを思い出してみてください。自転車に乗ること、ピアノを演奏すること……最初から一度も失敗することなくできたでしょうか? きっとたくさん失敗したはずです。
失敗は、成功までの過程にすぎません。何度失敗しても、そこでゲームオーバーになることはないのです。失敗を恐れる気持ちの奥には、過去に失敗したとき、とても心が痛んだ経験が大きく関係しています。しかし、自分の才能を生かしていきたいなら、失敗に強くなる必要があります。
自分の人生信頼することが大切
失敗とは、うまくいかない事実を永遠にそうだと受け入れたときに確定する事実です。あなたがあきらめなければ、失敗にはならず、「うまくいかない方法を発見しただけ」なのです。
そのうち必ずうまくいくときが来ると、自分の人生を信頼することが大切です。うまくいかないとき、自分の人生に対して、バツをつけないでください。必ずあなたの才能が芽を出し、花を咲かせる日がやってきます。
自分の目線を成功した先におくのか、目の前のうまくいかない状態におくのかで、あなたの未来は決まります。失敗を前提にして、それを気にしないメンタリティーが必要なのです。自分は何をやってもたくさん失敗するけれど、決してあきらめないという感覚で進みましょう。
<TEXT/作家・経営コンサルタント 本田 健>