ITバブル崩壊の再来もありえる。話題のレバナス商品は稼げるのか
中期のスイングトレードも視野に
前出の谷口氏も今後は短期トレードも行っていくという。
「積み立て投資なら短期的な下げの局面は平均投資価格を引き下げるチャンスになりますが、上昇トレンドが途絶えるとリターンが増えなくなってくる。今後も1月のような暴落は何度も起こるでしょうが、本格的に右肩上がりの相場が終わる兆候が見えたら、ガチホでなく中期のスイングトレードに切り替える予定です」
米国株の上昇が続くならレバナスは減価やコストが気にならないほどのリターンをもたらしてくれるが……今後の相場は?
ITバブル崩壊の再来もありえる
「重要なのはFRBが金利をどこまで上げるか。今年4回利上げしてもまだ政策金利は2%。インフレ率は7%ですから全然足りない。しかし、利上げペースを加速させれば株式市場が大崩れしかねない。GAFAの将来性は否定しませんが、株価には『夢』が織り込まれ割高感がある。
1月にネットフリックスやメタ(旧フェイスブック)の成長鈍化で株価が暴落したように、GAFAショックは今後もある。ナスダック指数が4分の1になったITバブル崩壊の再来もありえます」(西原氏)
レバナス民の未来を左右するのはFRBの金融政策となりそうだ。