眠る前の3分でできる「自分への質問」。憂鬱な明日を変えるコツ
【質問3】せっかくだからやってみませんか?
「あの人、変わってるんだって」
「あの会社は、危ないらしい」
「あの仕事は、楽しくないって」
などの情報に接した際、実際に会ってもない、行ってもいない、確かめてもいないのに、勝手に結果を決めつけて自分の扉を閉めていませんか?
それは、とても危険です。チャンスの女神が、あなたに微笑んでいるかもしれないからです。頭だけで考えて「良し悪し」を判断することに、何も意味はありません。何事も自分の目と耳と足で確認する。挑戦しないことには、経験値は増えません。
それがたとえミスやトラブルになってしまったとしても「成果」と解釈するのです。どんな形であれ成果として、さらにその分析を行い、次から活かせば「リアルな成果」になります。反対に、事実を知る前の妄想に困われ、行動しないのは自ら成長の芽を摘んでしまうことになります。まずは、やってみましょう。
たった3分で自分らしい生き方ができるように
自分への質問は、心や思考に様々な変化を起こし、導いてくれます。今のあなたは、過去のあなたが意識するしないにかかわらず、自分に問いかけながら選択を繰り返した結果、たどり着いた場所です。そして、未来のあなたは、今のあなたがつくります。
眠る前、たった3分でできるので、毎晩の習慣にすれば、どんなときでも自分を見失うことなく、自分らしい生き方ができます。世の中は日々変化し、様々なことが起きます。悩んだり、不安に襲われたりすることもあるでしょう。これまで出会ったことのない自分に出会い、戸惑うこともあるでしょう。
そのどんなときも、「自分への質問」を通して自分と対話し、心のブレを整え、思考を整理し、眠りにつくことで、よりよい明日へ向かうエネルギーが得られます。
「自分への質問」はいつもあなたの味方です。きっと力になります。
<TEXT/著述家・講演家 臼井由妃>