眠る前の3分でできる「自分への質問」。憂鬱な明日を変えるコツ
【質問2】都合の悪いことから目を背けていませんか?
人は無意識のうちに、都合の悪い情報から目を背け、自分にとって有利な情報にばかり目を向け、自分が正しいと思い込んでしまいがちです。
自分に都合のいい情報、自分の主張を後押しするような情報ばかりを集める心理、「確証バイアス」が働くからです。
この確証バイアスは、仕事や人間関係、プライベート、あらゆる場面で失敗の原因になり、ピンチを引き起こすことがあります。
「確証バイアスの罠」に陥らないためには
周りから「違うよ」「危険だよ」と声が上がっても、リスクを無視した無謀な決断をしてしまった結果、痛い目を見た経験はありませんか?
これは、無意識のうちに確証バイアスが働いてしまっているためです。確証バイアスを隠れ蓑(みの)にして都合の悪いことから逃げていると、同じ失敗を繰り返し、仕事も人としての成長も果たせません。これを確証バイアスの罠と言います。
確証バイアスの罠に陥らないためには、普段から自分の意見と異なる主張に触れていくことが大切です。自分とは主張が異なる人の著書を読んだり、異業種・異世代の方と会話をしたりする。すると違った視点から、物事を考えられるようになります。ピンチに陥っても柔軟に考えられるため、乗り切ることができるでしょう。