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販売日本一、物件時価13億円の大家が教える「失敗しないマンション投資」

コラム

ファミリー向けマンションも投資対象に不向き

 マンションにはファミリータイプもありますが、これも積極的にはおすすめできません。なぜなら、ワンルームマンションのほうが、空室になる期間が短くなりやすく、入居率も高いからです

 リフォームの費用についても、専有面積の広いファミリータイプのほうが数倍高くなりますし、リフォーム期間も長くなるため、その間は空室にせざるをえません。

 入居を決める意思決定者も、単身者はひとりだけで即断即決できますが、ファミリータイプの場合は夫婦とお子さんなど、意思決定者が複数います。そのため、すぐには決まらず、入居検討期間が長引く可能性があります。

単身者用の中古ワンルームマンションの一択

マンション投資の「ルール」は私が教えます

『マンション投資の「ルール」は私が教えます』(講談社ビーシー)

 ファミリーで引っ越しする場合は、転勤そのほかさまざまな理由がありますが、頻繁に引っ越しをするファミリーはそう多くはありません。

 いっぽう、単身者の場合は必ず毎年、若い世代が数多く上京しますし、転勤、異動、昇進などを機に住まいを転々とされる方が多い傾向があります

 つまりそれだけ単身者向けのマンション需要が高い、ということです。こうした条件をふまえると、安定的かつ効率的に運用できる不動産は、中古ワンルームマンション一択になるとおわかりいただけるでしょう。

<TEXT/天田浩平 編集/ヤナカリュウイチ(@ia_tqw)>

株式会社エイマックス代表取締役。大学卒業後、2007年、投資用中古マンションを扱う不動産会社に入社。2014年、提携金融機関のキャンペーンで融資実行数全国1位(年170戸)を記録。以降、5年連続販売記録を更新し、「販売戸数日本一の不動産営業マン」と話題に。2020年2月、株式会社エイマックスを設立

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マンション投資の「ルール」は私が教えます

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