2022年に読みたい「自分にパワーをくれるマンガ」4選。ビジネスマンにもおすすめ
長引くテレワークで、いつものペースを取り戻せていない人も多いのでは? そんな時は自分にパワーをくれるマンガを読んで、気持ちを切り替えてみませんか?
100兆円を稼ぐ起業マンガや、街のアウトローを主な顧客にする弁護士マンガなど、日々の仕事をするうえで元気をくれたり、新しい視点をくれたりするマンガばかり。また、勉強になるだけでなく、今後のヒット間違いなしの面白さなので、「何か新しいマンガを読みたいな」と悩んだときにもぜひ手に取ってみてください。
2022年1月現在、国内最大級の品揃えである累計約131万冊のマンガや書籍を配信する、総合電子書籍ストア「ブックライブ」より、ビジネスパーソンにおすすめの4作品をピックアップして紹介します。
1兆ドルを稼ぐためにゼロから起業
『トリリオンゲーム』
作者名 :稲垣理一郎/池上遼一
出版社:小学館
『Dr.STONE』『アイシールド21』の原作者・稲垣理一郎先生と、『サンクチュアリ』『HEAT-灼熱-』の作画を手掛ける池上遼一先生がタッグを組み、生まれたマンガ『トリリオンゲーム』。抜群のコミュニケーション力とハッタリで生きるワガママ男・ハルと、コンピュータの天才でありながら不器用な常識人・ガクの2人が、1兆(トリリオン)ドルを稼ぐためにゼロから起業する物語です。
「0円起業」という言葉がありますが、ハルとガクの2人は本当に一文無しから起業を目指します。まずは資本金5000万円を集めるべく、個人投資家たちを回るも、ろくな事業計画書もないのにそんな大金をポンと出してくれる投資家は現れません……。しかしハッタリ王のハルは、ガクの能力を活かしたある驚きの方法で出資者を募ることを思いつき、実行します。
彼らがお金を稼ぐ方法は、現実に真似しようとしてもなかなかできることではありませんが、大胆な発想力と度胸で未来を切り開いていく2人の姿から、日々の仕事への活力をもらいます。仕事のミスや、うまくいかなかったことが気になって気持ちがスッキリしない……というときに特におすすめのマンガです。
弁護士を通して描く「現代社会の闇」
『九条の大罪』
作者名 :真鍋昌平
出版社:小学館
『闇金ウシジマくん』の真鍋昌平先生の新作マンガ。ワケアリ者を弁護する腕利きの悪徳弁護士を描いた物語です。『闇金ウシジマくん』は闇金業者・ウシジマを通して、社会に潜む闇とその闇に呑まれる人間たちを描いていましたが、今回は弁護士・九条を通して、いっそう深い現代社会の闇や、切迫した人々の状況を描きます。
どれだけ真面目に生きていても、努力していても、ちょっとした情報不足が、誰かの悪意が、もしくはただ速すぎる時代の流れが、思いがけない不幸を招くことがあることを知ります。『闇金ウシジマくん』同様に後味の悪い話もありますが、日本のリアルな現状を知る助けになること間違いなしです。これからの日本社会について考えるきっかけになります。