この理想的な交際期間について、なぜそう考えるかの理由についても聞きました。

「短いのも変、2年未満くらいがいい状態」

　もっとも多かった1年以上～2年未満と回答したグループは、

「半年だとお互いのことやそれぞれの家族のことを十分に知るには短く、1年あればじっくり付き合えると思うから」
「短かすぎると相手のことがわからない」
「短いのも変に思われるし、2年未満くらいがだれることもなくいい状態で結婚できそうだから」
「一度結婚したら後には戻れないので、せめて1年間、四季を通して付き合ってみないと危うい気がします」

　など、1年未満は相手のことを知るには短すぎ、かといって長いのも良くないと考えている人が多いようです。2年以上～3年未満という回答をしたグループも、

「それくらいの期間、交際を続けると、お互いの長所や短所も分かって来るから」
「お互いの生活環境等を知るためにはある程度の交際期間が必要」
「人によりタイミングや相性は違うが、お互いのことをある程度わかってくるのがそのくらいの時期だと思うから」

　など、1年以上～2年未満のグループと理由はあまり変わらない印象。

「結婚する気持ちがあれば早いほうが良い」

　お互いのことを知るのに必要だと考えている時間は、人によって差があるのでしょう。半年未満、半年～1年未満と回答したグループは、

「長すぎるといろいろなところを知りすぎて興味がなくなったり、嫌いになったりするから、少しわからないところがあるくらいがちょうどいい」
「結婚したいと直感で思うことが大切だと思うから。長くてもよくないと思う」
「長引くと結婚が遠のくから“この人と結婚する！”という気持ちがあれば早いほうがよいと思う」
「ずるずる遅くなるよりはいいと思う」

　など、長すぎるよりはマシ、結婚したいという気持ちがあれば短くても問題ないという考えが多く見受けられました。