レッドブルがなぜか白濁!食文化の違いを感じた「海外旅行びっくり体験」
三方をマレーシアに囲まれた、日本の三重県ほどのサイズの国、「ブルネイ・ダルサラーム」。あまり知られていませんが、「永遠に平和な国」と呼ばれているくらい穏やかな国。しかし、2018年の夏休みに数日間滞在したという加藤恵子さん(仮名・30歳)は、率直な感想として「少し不気味」な印象を持ったそうです。
小さい国だけど、とても豊かなブルネイ
「周辺のマレーシアやインドネシア、タイなどはそれなりに発展途上な雰囲気もあり物価も安い。一方のブルネイは、小さな国ながらも石油資源の豊富さゆえに黄金づくりの建物も多く、豊かな暮らしぶりを見せつけられました」
隣国とのアンバランス感を、違和感にとらえてしまった加藤さん。「国王は世界有数のお金持ちで、国民の所得水準は高い」という事前に調べた情報も街の雰囲気から納得することができたそうです。
ブルネイには古い歴史のある世界最大級の水上集落があり、船で渡りその街並みを観光できるのも魅力のひとつ。水上にあるマーケットでは、集落に住む人々の暮らしを支えるローカルの果物や料理などが多く販売されていました。
レッドブルを注文したら…
「せっかくなので200円のローカル弁当を注文することに。ご飯の上に何の肉かは分からないからあげと、野菜炒めのようなものがのっていましたね。味は、エスニック風のスパイスの香りはありつつも、日本人の私の口にも合うテイストでした」
ちなみにセットのドリンクにレッドブルを注文すると、コップにレッドブルを入れたと思いきや、牛乳で割ったものが登場したそうです……。
「水上マーケット以外の場所でも、レッドブルを注文すると、同様のレッドブルの牛乳割りが出てきました。ブルネイではレッドブルを牛乳で割ることが主流なのかと思い、ネットで検索しても情報は出ておらず……。実態は分かりませんが、味自体は抜群でした」
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