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家計はますます苦しく…初心者でもできる「米国株投資」2つのカギは

コラム

米国には“稼ぐ力”の強い企業が多い

 企業の稼ぐ力を表す指標のひとつに「ROE(Return of Equity:自己資本利益率)」があります。これは、投資家が出資したお金(自己資本)をもとにどれだけ利益をあげているかを表し、一般的に8~10%を超えると優良企業とされています。

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※図版は『80分でマスター![ガチ速]米国株入門』より

 日米欧の上場企業のROEを比較すると米国企業のROEは欧州・日本のそれらより高い水準で推移しています。投資家ならば誰でも、投資したお金を有効に使って、しっかり稼いでほしいものです。米国には、それを実現してくれる企業がたくさんあるということです。

初心者は投資信託の積立で

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『80分でマスター![ガチ速]米国株入門』

 米国株に投資する方法は個別に会社の株を買うだけではありません。米国株に投資する投資信託を積立投資する方法もあります。これなら小額から始められて、一本でNYダウやS&P500に含まれる銘柄に分散投資をすることもできます。

 これは投資の経験がない人におすすめの方法ですが、個人的にはずっとこの方法を続けて、資産形成の「核(コア)」をつくることが望ましいと考えています。もちろん投資はリスクを十分に考えて、行うことが大切です。

 しかし、はじめなければ、成果も得られません。千里の道も一歩からです。明日からと言わず、今日からはじめてみてください。

<TEXT/金川顕教 公認会計士&投資家>

公認会計士、起業コンサルタント。1986年三重県生まれ。立命館大学卒業。大学在学中に公認会計士試験に合格。卒業後は、世界一の会計事務所である有限責任監査法人トーマツを経て独立。「話すとは稼ぐことである」という信念のもと、不動産、保険代理店、広告代理店、教育事業など、様々なビジネスのプロデュースに携わり、300人の「稼ぐ経営者」を育て上げた

80分でマスター![ガチ速]米国株入門

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