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管理職なのに部下がいない…共感を呼んだ漫画「100日後に退職する47歳」のウラ側

学び

実はまだ転職のことを家族に話していない

――転職について、家族にどこまで話したのですか?

TOME(元アプリ開発者47歳):実は、今もまだ話していません。こういうふうにして会社を辞めるのは初めてじゃないので、もし伝えたとしても妻は「またか」と言うくらいで、結局、収入があれば何でも良いと思っているんじゃないでしょうか。

 あと、妻はツイッターも見ていないので、僕のフォロワー数が6万人を超えたり、投稿されたマンガが最大5000RTを超えたりしても、たぶんピンとこないと思います。ただ今回、縁あって電子書籍版をリリースできたので、それを売り上げて見せたら、なにか反応してくれるかもしれないと密かに期待しています。

――デビュー作でヒットしたがここまで反響あるとは?

TOME(元アプリ開発者47歳):いろいろな反響がありましたが、フォロワーさんの数が増えたことが単純に嬉しい。毎日面白いことをあげればフォロワーさん増えると信じていたので、1話アップするごとにフォロワーさんが増やせたのは、つまらないものをあげないで済んだのではないかと思っています。

 あとは日本オラクルやプログラミングサイトの「AtCoder」のエピソードを投稿したら、その会社の方や公式アカウントの方に反応していただいたのも嬉しかったです。

経営者は「ボーナス」で社員を褒めて

TOME

――最後に、漫画を通して知ってもらいたい仕事の魅力を教えてください。

TOME(元アプリ開発者47歳):まず転職活動するなら昔の同僚の人とは仲良くしておいたほうがいい、ということ。そしてしっかり仕事を頑張った部下や同僚がいたら、その人をちゃんと褒めてあげましょう。

 また経営者の方たちには「ボーナス」「賞与」は社員を褒めるためのものなので、それが制度として会社にあるならちゃんと使ってあげてほしいです。それがあるのにゼロ円になるなら、そんな制度なくていいよね。というのが私の実体験です(笑)。

<TEXT/bizSPA!取材班>

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