スノーピークは株価20倍も視野に…ブームで急伸「アウトドア」銘柄6選
スノーピークの株価は20倍もあり得る
実際、スノーピークは2020年12月期に続き、今期も大幅な増収増益を見込んでいる。まさかの20倍もありえるかもしれない。
「スノーピーク同様に、“海外人気”が高いキャンプ用品を扱う銘柄は強い。なかでもザ・ノース・フェイスを扱う『ゴールドウイン』(東証1部・8111)は街中にも着ていけるオシャレな製品が多く、アクティブで感度の高い20~40代にとって、ひとつのブランドとして定着しつつあります。キャンパーたちはお互いに新しいギア(道具)をほかのメンバーに披露したがる傾向にあるので、コロナ明けでショッピングに行く人が増えれば、それも同社にとってはプラスでしょう」
高井氏は、制限を余儀なくされていた学校での部活動をはじめ、さまざまなスポーツ需要が回復することも予想する。
「キャンプだけでなく、ゴルフやスポーツなどアウトドア関連の事業を幅広く行っている銘柄は伸びそうです。スポーツ専門店のヴィクトリアを擁する『ゼビオホールディングス』(東証1部・8281)にも注目しています」
高井氏がオススメするアウトドア銘柄
※株価などのデータは11月2日時点のもの
【ゴールドウイン(東1・8111)】
株価:7,180円
最低投資金額:71万8000円
時価総額:3406億円
スポーツウェア老舗。「ザ・ノース・フェイス」ブランドを手がけており、アウトドア以外のタウンユースとしても人気。自社EC(電子商取引)の成長もあり、業績は徐々に拡大中
【ゼビオホールディングス(東1・8281)】
株価:1,076円
最低投資金額:10万7600円
時価総額:515億円
スポーツ用品大手。大規模店の「スーパースポーツゼビオ」やマリン・ウィンタースポーツの「ヴィクトリア」のほか、キャンプや登山用品の通販を展開。学校の部活再開も追い風か
【グッドスピード(マザーズ・7676)】
株価:2,057円
最低投資金額:20万5700円
時価総額:64億円
SUVを中心とした中古車販売会社。荷物を大量に積める上、デザイン性も高いSUVはキャンパーに人気。キャンプはほぼ車移動のため、キャンプ人口増加が業績拡大を後押ししそうだ