刑務所好きグラビアアイドルが語る、受刑者の“健康的な”生活「休日にはお菓子が」
相手が収容されている間は交流を続ける
――今後、受刑者との文通はいつまで続ける予定ですか?
緑川:基本的にはずっと継続するつもりです。罪を犯したとはいえ、社会とのつながりがなくて孤独を感じ、精神的に追い詰められている方も多くいます。そんな中で多少の癒しになればという思いでやっています。その方の刑期が終わったときに、社会復帰がスムーズにできるよう願いながらお手紙を書いています。
――晴れて出所となったときが、文通卒業のタイミングということですね。
緑川:ですね。収容されている間の癒しとして、私との文通を楽しんでいただければと思います。私がこういった活動を続けることで、刑務所のネガティブなイメージもやわらいでいくのかなと思っています。この活動に興味を持っていただいたテレビ局からお声がけいただき、初の地上波番組に出演することになりました。
慰問で詩の朗読がしてみたい
――いずれはなんらかの形で刑務所関連の仕事になればいいですね。
緑川:認知してもらうべくツイッターで法務省矯正局のアカウントをフォローして、投稿に「いいね」しまくってます! 刑務官募集のツイートをリツイートしたら「刑務官になりたいの?」って聞かれましたけど(笑)。将来的には刑務所の慰問をしたいので、身近な詳しい人に相談したんですよ。
私は歌を歌えるわけでもないし、特技があるわけでもないから、慰問でなにをすればいいのかわからないと。であれば、詩の朗読でいいんだよと教えられまして。