働く女性同士の恋 “社会人百合”とは?描いたきっかけを人気漫画家に聞く<マンガ>
働く女性の問題についてはかなり勉強している
――人事部を舞台にした『ヒトゴトですから!』では産休・育休後の職場復帰やインポスター症候群など、女性がキャリアを築くうえで直面する問題に切り込んでいますね。
ユニ:そこはかなり勉強してますね。私が人事部で働いていた時、ちょうど女性活躍推進法っていうのが出てきはじめていて。今はまた、「女性」活躍といちいち言わないといけないおかしいとか、また別の流れがあると思うんですけど……。
産休を取る女性社員はもちろん、育休を取る男性社員もいます。当然権利ですし、人事としては取得してほしいんですが、そこで生じる軋轢は現実問題としてありました。育休を取った社員がいると回らなくなる現場をどう解消するべきなのかとか、現場に戻ったあとも、本人が楽しく働けるためにはどうすべきなのかとか、女性でも育休を取りたい女性ばかりじゃないだとか。
このような問題は本業のほうでも考える機会がすごく多かったので、それを題材にして描かせていただけたのかなと思います。
<取材・文/日比生梨香子>
【インタビュー後半】⇒働く女性の“社会人百合”の人気漫画家が語る「会社員としてのキャリア」<マンガ>
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