基本給6万円!残業は過労死級、「サカイ引越センター」で労組を作った20代に聞く
サカイの労働組合の輪を広げたい
活動はスムーズに進まないことも多いようだが、組合の現状と今後の展望について、大森氏は下記のように語る。
「給料や残業、パワハラといった内容のほか、引っ越し作業で床を傷つけないよう下に敷くポリカーボネート板のノルマや転勤に関する相談も増加。管理職や配偶者からの相談も多くなり、組合の活動が広がっていると感じました。今後も、賃金を明確にすることや過労死レベルの残業廃止、制服をレンタルや無料にするといった要求を続けていきます」
また、特別顧問からも、下記のような補足があった。
「解決までの道のりは遠いですが、ホームページでの告発や報道、過去の不祥事が会社に対して相当なボディーブローになっています。また、宮前支社や川崎支社をはじめ加盟希望者が増えているので、このまま全国の支社に活動を広げてサカイの労働組合を認めさせ、全国の支社で組合員の活動を認めさせることが最終的な目標です」
20代という若さにもかかわらず、減給や嫌がらせに立ち向かう彼らに、明るい未来と働きやすい職場が用意されていることを願わずにはいられない。
<TEXT/山内良子>