「好きなこと」だけで働くのはNG。副業で成功する人の3つの共通点
ポイント2:成功する人の「マインド」
副業であれ起業であれ、成功者に共通するマインドとは、明確な「ゴール設定があること」です。副業だから、そこまで真剣にやりたくない、と思う人もいるかもしれませんが、やはりもっとも生産性が高いのは「自分の人生をどうしたいか」「どう過ごしたいか」という明確な目的を持っている人です。自分の「ゴール」に向かって目的意識を持って動ける人がうまく行った人たちなのです。
初めは、小さな目的でもいいのです。「自分の副業が、世の中にどう影響を与えるか?」ということを考えてみてください。最初は小さな力かもしれませんが、取引先の笑顔をイメージしてみる、自分の実力があがったら、さらにこういう人も助けることができる、など自分の人生で叶えたいことがある人が強いのです。
ただ、「稼ぎたい」というだけが目的では、人はつい「楽したい」ほうに流れてしまうので、怪しい儲け話に引っかかったり…ということにもなりかねません。
ちなみに「老後の資金が足りないから」「今の会社では給与が足りないから…」などネガティブな理由で行動するというのは、長続きしないケースが多いのです。最初は恐怖心から逃れるためだったとしても、途中からでも「自分のビジョンにつながるようなこと」を副業に選びたいですね。結局のところ、「楽か苦か」より、自分が「やりたいかどうか」を基準にしている人がうまく行っているようです。
ポイント3:「行動量」と「時間の確保術」
副業で成功した人の多くに共通しているのは、そもそも「副業でお金を稼ぎたい」というモチベーションだけでなく、違う喜びを求めているというところです。
副業とはいえ、「自分のお客様に喜んでもらいたい」「この人を助けたい」「自分も副業を通じて成長したい」など、より大きな喜びを求めている人は、まず行動量も増えますし、そのための時間の使い方も工夫するようになります。そして、仮に副業にたくさん時間を使っても、「損した」という気分にならないですね。
行動量も重要なのですが、やみくもに大量行動すればいいのかというと必ずしもそうではありません。あなたにとって生産性の高い時間帯に副業の「コアタイム」を当てることにする、それだけでも違います。朝型の人も夜型の人もいますが、いずれにせよ副業の「コアタイム」を作ることができている人は行動して成功しています。
例えば、ある女性は、出社する前に会社の近くのファミレスで1時間ほど副業をやってから出勤していました。他にも、家族に家事を協力してもらう、家事代行サービスを利用してその間の時間を副業に当てるなど工夫をしていました。お客様に喜んでもらおう、もっと多くの人を助けよう、という気持ちがあると、副業の時間を工夫して捻出しよう、というモチベーションにもなります。