人気声優・松田颯水が語る “一人称”へのこだわり「敵対視されることもある」
一人称のこだわりで敵視されることも
――あこがれられる人になりたいわけですね。
松田:そうですね。自分自身、昔、観ていた特撮の声優の方にお仕事で会うことが夢だったので、わたし自身もあこがれられる人になりたいですね!
――最後に、働く20代へメッセージをお願いいたします。
松田:アドバイスなどする身ではないのですが、わたしは自分のことを「我(われ)」と言っていて、我は自分のことを指す一人称なのですが、こういう尖ったことを言っていると、キャラを作るためにそうしているだろうと、敵対視されたりもするんです。一方で面白がってくださる方もいるのですが、自分が持っている個性や特徴は、特に若いと攻撃されることもあります。
でも、そういうことに耳を貸す前に、その特徴を愛してくださる方のほうについて行ったほうがいいです。その先輩たちについて行くと前に進めると思うので、特に20代で「あなたは人と違う」と言われて悩まれてる方がいれば、それを認めてくださる人が現れるまで、アタックしてもいいと思います。
――まさに当たって砕けろ!ですね。
松田:そうなんです(笑)。つねに前のめりの精神です。その精神で頑張ってみてもよいと思います!
<取材・文/トキタタカシ>