bizSPA!

100均やセール品をやめたら、月1 万円貯まるようになった20代の節約術

コラム

ひと月で節約できた金額に驚き

格安

100均商品やセール品であふれた自分の家と比べて、愕然としました。しかも、そのほとんどが、いまはもう使っていない不用品だったんです。そのことを話すと、F美が僕の家に来てくれ、不用品はメルカリやヤフオク、リサイクルショップで売却。1万円近くになったし、不用品に埋もれていた探し物も見つかるなど、いいこと尽くめでした」

 この体験で、香山さんは今までの生活を見直そうと、F美さんのアドバイスを受けながら、なるべく長く使える商品や再利用できるモノを購入するようになったそうです。

「F美は、100均やセール品にかかわらず自分の気に入ったモノを買い、大切に使うのだと話してくれました。すごく当たり前のことなのに、目からウロコってこのことだと思ったんです。安いモノは、『また買えばいい』という気持ちで惜しげもなくドンドン使っていたと気づきました」

 勤務中や野外デートのときには水筒を準備し、衝動買いをやめて「つもり貯金」にもチャレンジ。その結果、飲料代だけで1か月に約4000円、衝動買いだけで3000~1万円ほど貯金できるようになったのだとか。ぜひ、F美さんや香山さんを見習いたいものですね。

<TEXT/山内良子 イラスト/パウロタスク(@paultaskart)>

-[若者の「安物買いの銭失い」体験談]-

フリーライター。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意です

12

おすすめ記事