元乃木坂46伊藤万理華、“ネガティブだった”時期を経て見つけた「大事なこと」
乃木坂46の元メンバーで、女優として活躍中の伊藤万理華さん(25、@marikaito_staff)が主演を務めるSF青春映画『サマーフィルムにのって』が公開中です。
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未来からやってきた凛太郎(金子大地)や仲間たちと、大好きな時代劇映画作りに没頭する女子高校生のハダシを演じた伊藤さんに、「好きなこと」へのこだわり、そして「好きを諦めたくない」との強い思いを聞きました。
撮影中は眉毛を伸ばしっぱなしに
――本作のストーリー、そしてハダシにどんなことを感じましたか?
伊藤万理華(以下、伊藤):作品全体を通じても、ハダシを通しても、好きなことに全力で打ち込むことって、本当に尊いことなんだと改めて感じました。私自身、好きなことに打ち込んできたので、ハダシの気持ちを嘘なく伝えることができる気がしました。
ハダシははっきりしたキャラクターですが、特別こうしなきゃといったことは思っていません。ただただハダシ組のみんなと(劇中の)映画のことだけを考えてやっていました。
――ガニ股や猫背が印象的ですし、撮影中は眉毛を剃らなかったと聞いていますが、特別な役作りはしていないのでしょうか。
伊藤:ハダシのガニ股や猫背に関しては、よく言われるんですけど、自然とそうなりました。ハダシとして動いていると、勝手に体がそうなって。それに私、もともと猫背で(苦笑)。昔やっていたバレエを辞めてからはさらに加速して、それが活きた作品です(笑)。
眉毛に関しては……そうですね、役作りは眉くらいかな。撮影中、別に誰かに話したわけでも気づかれたわけでもないのですが、自分の気持ちとして。ハダシは着飾って可愛くいなきゃとか、可愛く映らなきゃと考える役じゃなくて、とにかく好きなものに対しては真っ直ぐで、ほかは目に入らない性格だと理解して剃らずに放置していました。
見た目や身だしなみを意識しない
――ではクランクアップ後に眉毛の断髪を?
伊藤:そんな大したものではないですけど(笑)。乃木坂にいたときはアイドルですし、「メイクをちゃんとしなきゃ」「可愛く映らなきゃ」といったことが当然ありましたが、ハダシを演じるにあたっては真逆。唯一の役作りが、見た目や身だしなみを意識しない! ことだったので……。