人生の軸を見つけるには?女性の働き方から考える仕事と家庭の両立
社会にあるいろんな境界線を溶かしていく
清水:依文さんにとって、仕事とはなんですか?
平原:社会にある色んな境界線を溶かしていくことです。例えば、働き方に関しても会社員や副業、あるいは経営者など色んな働き方がありますが、働き方に縛られずに自分自身がどういう軸を持って、どういうことをやりたいのか。だからこそ今、社長業をやりながら、いろんな企業の業務委託みたいな感じでパラレルワークをやっています。
もうひとつ溶かしたい境界線は国境。いま地球のどこかで悲しいことや嬉しいことが起きていて、それを「あの国で起きている」と認識するだけでなくその国のことが自分のことのように近くに感じる世界を、お仕事を通して実現したいです。
<構成/清永優花子>
【平原依文】
World Road共同代表。8歳の頃から単身で中国渡り、小学校~大学までのほとんどを海外で過ごす。東日本大震災をきっかけに帰国、早稲田大学国際教養学部に入学。新卒でJ&Jに入社。その後、広報コンサルタントを経て起業。
Twitter:@ibunhirahara
【清水俊宏】
2002年フジテレビ入社。報道局配属後、政治部記者、番組ディレクター、プロデューサーなどを経て、2021年からはYoutube向けのオリジナル番組「#シゴトズキ」を立ち上げ、MC兼企画プロデュースを務めている。
Twitter:@goodboytoshi