人生の軸を見つけるには?女性の働き方から考える仕事と家庭の両立
会社の銀行残高が900円のときも
清水:仕事の面で何か失敗はありますか?
平原:潤沢な経営を続けることが難しかったですね。会社の銀行残高が900円のときもありました。私は会社員だからいいけど、共同代表の市川(太一)は会社員も辞めて奥さんもいるので焦りました。
そんなとき市川から「覚悟を持って起業したから1~2年で潤沢な経営ができるとは想定していない。依文とならどんな時でもコンビニのおにぎりを美味しく感じられると思ったから一緒に起業した」と言われました。自分たちが何をしたいのか、この軸を大切にすればきっと周りは見てくれていると力強く背中を押してくれました。
清水:依文さんのキャラクターやお仕事のこともわかる写真を見せていただけますか?
平原:オンライン会議で初めて本の内容を発表するイベントがありました。サプライズゲストで歌手のAIさんが来てくださって、AIさんの話を聞きながら未来について話している姿ですね。
過去も今も未来もお互いに全部知っている人
平原:この子は飲食店でマーケティングを担当している幼馴染です。パラレルワークの一環で彼女とは今も一緒に仕事をしており、週に1回は顔を合わせます。過去も今も未来も、たぶんお互いに全部知っているという感じですね。
清水:自分を隠さなくていいというのは素晴らしいですね。
平原:東京ヴェルディさんと、J&Jと一緒に仕事をしていて、東京ヴェルディさんが一緒に試合を見ましょうと誘ってくださり、見に行くこともあります。