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会社バレは大丈夫?「働き方改革」で増える総合職OLの副業キャバ嬢

コラム

 女性が稼げる職業のひとつとして、キャバ嬢を思い浮かべる人も多いでしょう。

 しかし、“副業”としてのキャバクラ勤務は、生活リズムの乱れや会社バレのリスクもあり、割に合わないという声も聞かれます。では実際、副業キャバ嬢はどのくらいの収入を得ているのでしょうか?

「年収100万超えも」総合職OLがキャバクラに

キャバ嬢

※画像はイメージです(以下同じ) photo by Tropicaloctus

 IT企業の総合職として働くあきさん(仮名・23歳)は、週4回キャバ嬢として勤務しています。

「大学生のときにキャバクラで働き始め、当時はその他に飲食店などのアルバイト2つ掛け持ちしていました。

 卒業後、就職した先が、働き方改革を積極的に取り入れているホワイト企業で、残業が月20時間以下。長時間労働していた学生時代のほうが収入も高く、半年でキャバクラに復帰しました。私みたいな女のコ、うちの店には結構いますよ」

 かつては17時退社の事務職OLや、保育士や美容師の副業というイメージがあったキャバクラですが、企業のホワイト化に伴い、総合職女性の副業としても機能し始めたようです。

「今月とうとう給料が昼職を超えてしまいました(笑)。このまま続けられれば、昼職と夜職合わせて年収1000万円達成も目指せそうです」

 学生時代のキャバクラ経験もあるため、指名の本数も順調に増やしているあきさん。キャバ嬢としての給料は順調に増えているそうです。

副業キャバ嬢の睡眠時間は足りているの?

 上野のキャバクラで働くみゆさん(仮名・26歳)も食品会社の総合職OL。キャバ嬢を始めたきっかけは“転勤”だといいます。

「私は生まれも育ちも大阪。地元の大学卒業後、大手食品メーカーの総合職で就職したのですが、2年目で東京転勤になりました。

 もともと飲み会が少ない社風で、こっちには友達もいないので、とにかく仕事終わりが暇。時間がもったいないので始めました。週2~3出勤で、月12万円程度の稼ぎです」

 しかし、みゆさんの会社は朝8時勤務開始。睡眠時間は足りているのでしょうか?

「私の場合、昼職がメインということをキャバクラのお客さんも知っているので、早く来て早く帰ってくれる場合が多いです。団体で来て盛り上がっているときでも、終電近くなると『お前は明日早いんだから、もう抜けなさい』って言ってくれる“神客”もいます」

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