『月曜から夜ふかし』で話題!「会員は全部俺」出会い系サイトの作者に直撃
いまや出会いの定番ツールとなったマッチングアプリ。そんななか、一風変わった出会い系サイトが『月曜から夜ふかし』(日テレ系)で紹介され、話題になっています。
それが「恋人探し.com」というサイト。試しに検索してみたところ、30人の男性がヒットしたのですが……。
よくよく見てみると全員同一人物です。このサイトの制作者は一体どのような人物なのか。「ねこポッポ」名義でも活動する、WEBデザイナーの佐藤翔さん(33)に話を聞きました。
――いつごろから創作活動を始めたのですか。
佐藤翔(以下、佐藤):大学時代ですね。上智大学哲学科の学生で自らを「ソフィアのフン」と名乗り、大学構内でネギを勝手に植えたり、『カジュアル相撲』という足で土俵の円を書いて、2vs2形式でとる競技会を開催したりといった活動をしていました。今、思うと拗らせてました。当然、学内では気持ち悪がられて友達少なめな4年間を過ごしてます。「ねこポッポ」はその頃から名乗ってます。
――学外でも表現活動はされていたのでしょうか。
佐藤:R-1グランプリの予選に出場したことがあります。僕のネタは猫ネタのスケッチブック芸で、「猫が可愛すぎて撫でまくったら、すり減ってしまった! すり減った部分をホカホカの白米で埋めたら復活した!」というものです。渾身のネタだったにも関わらず、予選でダダ滑りで世間と自分の感性のギャップに驚きました。それからよりクリエイター的な活動にシフトするようになりました。
――就活はされましたか。
佐藤:はい、ただ就活では苦戦しました。グループディスカッションとかが超苦手なので。それで、新卒向けの就職エージェントを見つけて、そこを経由して有名IT企業のグループ会社に入社しています。