コロナ禍で海外旅行は事実上できない状態が今も続き、国内旅行も気軽に楽しめる状況ではありません。旅行が趣味の方にとってはストレスが溜まる一方ですが、それとは別の悩みを持つ人もいるようです。

画像はイメージです（以下同じ）

旅行中は毎日10～20キロ歩く

「コロナ前は毎年2～3回海外旅行を楽しんでいて、うち1回は2週間程度の長めの旅でした。会社が外資系ということもあり、まとまった休みが取りやすかったんです」

　そう話すのは、外資系機械メーカーに勤める池本健晴さん（仮名・29歳）。彼の場合、旅行中はとにかく歩きまくるそうで、最低でも1日10キロ。日によっては20キロ以上になることもあるとか。

「もともと見知らぬ異国の街をブラブラするのが好きだったんです。今はその機会も失われてしまいましたけどね」

　ちなみに旅先では公共交通機関やタクシーに頼らず、極力自分の足で移動するのが彼の旅のスタイル。東南アジアなどの暑い国では汗が吹き出して大変そうです。

半月の旅行で3～5キロ減る

「飲み物はミネラルウォーターなら現地のお店でも手に入るし、塩分補給用の塩飴なんかは日本から持っていきます。帽子をかぶるとか熱中症対策はしていますが、暑い炎天下の中で汗をダラダラ流しながら歩くのは嫌いじゃないんです。普段は仕事が忙しくて運動もあまりできないから、海外旅行中に身体を動かしてダイエットをするのがルーティンになっているんです」

　宿もプールやジムが完備されているホテルを予約。反面、多くの人が旅先の楽しみに挙げている食事は、なるべく食べすぎないように抑えているそうです。

「お酒を飲むとがっつり食べてしまうので、飲んでも夕食時にビール1杯とかその程度にしています。私の場合は基本的に一人旅ですし、食事もお酒もそこまで重視していないので。普段週5日は飲むので、少しずつお腹周りがヤバいことになる。それを海外旅行中にリセットするようなイメージですね」

　半月の旅行なら3～5キロ体重が減ることは珍しくないとのこと。確かに、これだけの効果が得られるなら試す価値はありそうです。