ローソン本部に聞く、イチオシ冷凍・チルド商品「パスタは102kcalでも食べ応え充分」
解凍いらずの冷凍スイーツが人気
4月27日からは、「ドライフルーツとナッツのカッサータ」や「アップルパイ」といった本格的な冷凍スイーツが発売。冷凍庫から出してそのまま食べられるのが特徴です。他の大手コンビニチェーンでも、冷凍フルーツやアイスクリームはあるものの、解凍いらずの本格的な冷凍スイーツはローソンならではです。
スイーツなのに低カロリーなのも嬉しいポイントです。「ドライフルーツとナッツのカッサータ」は1個27gで84キロkcal、「アップルパイ」は1個52gで155キロkcalとなっています(※5月27日時点で「ドライフルーツとナッツのカッサータ」は一部店舗で品薄状態、「アップルパイ」は6月中旬頃から数量限定での入荷予定となっています)。
巣篭もり需要で人気商品にも変化が
巣篭もり需要が進んだことにより、冷凍・チルド商品のニーズに変化が生まれています。「これまでは大容量の商品や、ストックできる野菜やフルーツなどの素材商品が人気でした。それが現在はライフスタイルやニーズの変化に伴い、食生活が豊かになる商品が人気だ」と谷山氏は語ります。
「コロナ禍に入ってからは、外食や専門店で食べていたようなメニュー、お家で作りにくいメニュー非日常的なメニューの開発に力を入れています。健康への需要が高まっているため、必要な栄養素を手軽に摂取できるサラダや低カロリーの主菜など、健康にも配慮した商品開発を検討しています。
ニーズの変化を受けて開発された一例が、乳酸菌入り にんじんと枝豆のサラダ(148円)です。栄養価が高いだけでなく、健康をサポートするシールド乳酸菌が100億個配合されています。糖質0g麺 釜玉うどん風(298円)や野菜を食べる生パスタトマトソース(298円)など、カロリーに加え糖質も抑えた健康志向のメニューもトレンドに沿った商品です」
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最近、速水もこみちさんの「惣菜に頼ったっていい」という発言が話題を呼びましたが、もちろん「冷凍・チルド商品」に頼ったっていいはず。思った以上に進化していましたので、無理のない範囲で食生活に取り入れてみてもいいかもしれませんよ。
<取材・文/佐藤隼秀>