会社員でも投資で資産3000万は目指せる。大化けする「成長株」の見分け方
成長株投資に向いているのは「少し鈍感な人」
投資の世界でも同じことが言えます。何億円もの資産をつくるのは大変ですが、普通のサラリーマンが2000万円、3000万円という資産をつくるのに難しい理屈はいりません。
基本的な知識でいいのです。プロのように、膨大な知識を身につける必要はありません。むしろ、勉強しすぎてリスクを過去にとらえてしまう人より、基本的な知識を押さえているけれどリスクに少し鈍感な人が成長株投資に向いています。
しかし、リスクに鈍感であれといっても、いきなりリスクを全力で取ることはお勧めしません。負担がかかりすぎないものの、少しは緊張感のある金額で取引をしながら、少しずつ必要な知識を得ていきましょう。
投資に回せるお金が100万円だとすれば、20万円、30万円というお金で投資を始めてみるのです。投資に必要な知識は実践を通じて自然と身についていきます。
身の回りのことに興味を持とう
株式投資、とくに企業価値に着目した長期投資で成功するためには、大きく株価が上昇する銘柄を見つけて、さらに上昇するまで粘り強く企業を応援することが大切です。
大化けする銘柄はどうやって見つければいいのか気になりますよね。しかし、10倍になるような大化けする銘柄は、意外にも自分の身の回りで見聞きしている銘柄だったりします。
たとえば、ゲーム銘柄などは自分がプレーして面白いゲームをつくっている会社が投資対象になりますし、ワークマン(7564)や神戸物産(3038)などは調べようと思えば、実店舗に行けばその魅力がわかったはずです。数値には表れない魅力というのも、自分が消費者の立場になればわかります。
誰もが知らない状態のサービスを知る必要はなく、少し感度がいい人が知っている段階で乗っても十分間に合うのです。たとえば、テレビで少し取り上げられるようになったとか、街でよく店舗を見るとか、サービスを利用している人が増えているといった情報です。