新宿のボロ物件に住んだ20代、共同トイレと銭湯で見た異様な光景
引っ越しシーズンの到来。新居に住み始めることに浮かれている人も多いことでしょう。しかし、引っ越しというものは失敗すると取り返しのつかないもの。それは簡単にやり直しのきかない一大イベントだからです。とくに、「繁華街」での生活は、予想外の出来事が起きるようです……。
都心の風呂なしアパートに住むことに
都内の大学に通っていた鈴木良太くん(仮名・24歳)は、大学2年生のとき、一人暮らしをすることに。「いままで実家暮らしで、いろいろと不自由な青春でしたから」と語り、一人暮らしとともに青春の1ページを開こうとしたのです。
しかし、苦学生である良太くんが都内のマンションに住めるわけもなく、やむなく西新宿にある風呂なしアパートメントを選びます。
ただ、風呂なしといっても立地は西新宿。地方の山間部出身の良太くんにとっては夢のアーバンライフです。ですが、いざ始めてみると学業以外はアルバイト漬けの日々。生活費を稼ぐため実に週6日間もアルバイトをしなくてはなりませんでした。おまけに住環境も最悪だったようで……。
「住めば都と思い、入居を決めた西新宿の風呂なしアパートメントは、築60年以上の古ぼけた建物。風が強い日はギシギシ音が鳴って夜も眠れませんでした」
ボロいトイレで見たインド人の「アレ」
しかし、良太くんをもっと悩ませた問題は別にありました。同じアパートメントに暮らすインド人男性のせいで、朝起きてもトイレに行けなくなったというのです。
「入居した翌日、朝起きてトイレへ向かうと扉が開いたままになっていました。寝ぼけていたしとくに気にせずトイレの前に行くと、目の前に尻を突き出しもりもり排便するインド人男性の姿がありました。そこはもう、“インディアン朝便”状態だったんです……」
「閉めろバカ!」と思わず言い放ち、その場を立ち去りましたが、朝っぱらからの「お尻からのアレ」が脳裏に焼き付いてしまい、朝の時間帯はトイレへ行くのを避けるようになってしまったのです。そして、極めつけのトラウマ経験が良太くんを襲いました。