人生に迷った時、“最後に幸せになる人”が選ぶ道の共通点
直感は、五感を通してやってくる
この直感は、第六感として、頭に情報が降りてくることもあります。ただ、いつでも情報が降りてきている感覚がある人は少ないでしょう。だから、直感は使えないと思っているかもしれません。でも直感は、第六感としてやってくるだけでなく、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、感覚、いずれかの五感を通して、いつでも僕たちのところに来ています。
この直感の受け取り方はひとそれぞれ個性があり、僕は視覚で受け取ることが多いです。僕と同じ視覚タイプだと、たとえばうまくいく事業計画書が手元にあったら、ビジネスが成功しているイメージが映像で浮かびます。嗅覚タイプの人は、同じ事業計画書を読んでいるうちに、いい香りがして、味覚タイプだと、口の中が甘い感じになるそうです。
聴覚タイプの人は「お金のジャラジャラ~という音がする」と言っていました。感覚タイプの人は、うまくいく事業計画書を読んだら、体がぽかぽかしたり、すっと軽やかな感じになったりします。
あなたは、どのルートで直感を受け取ることが多いでしょうか? 直感の受け取りルートを第六感に絞らず、五感に意識を広げてみてください。そうすると、自分にもちゃんと直感からの情報が来ていてことに気づいてもらえると思います。
使えば使うほど、直感は磨かれていく
今の時代、多くの人が忙しい日々を過ごしています。仕事、家事、育児、介護、資格の勉強、人付き合いなど、やるべきことがたくさんあって、なかなかゆったり休んだり、好きなことに時間を十分使えない人も少なくないのではないでしょうか。
かといって、どれも大切だったり、やめられなかったりして、いつも時間に追われている。そういう人がたくさんいます。こういうとき、直感を使ってみてください。まずは、悩むこと、考え込むことがあったら、直感に尋ねて決めるようにしてみましょう。そうやってあれこれ悩む時間が減らせるだけでも、相当時間を生み出せるはずです。
そして、直感を使い慣れ、直感の受け取り精度が上がってきたら、今やっている仕事や、家事、育児、介護などをこれからも同じやり方で続けるのか、やり方を変えるのか、そもそもやめるのか、これからの人生で何をやっていくのか、といったことなども直感を使って決めてみましょう。
ちょっと勇気がいるかもしれませんが、きっとその先には、あなたの想像を超えた最高の未来が待っています!
<TEXT/作家・経営コンサルタント 本田健>