たった1人、予算ゼロの人事部が「1年半で68人」も採用できたワケ
“離職率100%を目指す”プレスリリース発表
より会社の色を濃くするために、“離職率100%を目指す”というキャッチーなプレスリリースを発表。会社を踏み台にしてステップアップしていこう、成長の先の卒業も応援するくらい、エンジニアのキャリア応援をしている会社ですと大体的に広報を始めました。
スカウトメールの反応も以前より増して好調になり、私が入社して2か月すぎた頃、プレスリリースの効果もあって採用が加速していきました。まさにこの頃、社長に「おまえの採用、モンスター級だな」と言われたことから採用モンスターと呼ばれるようになりました(笑)。
エンジニアイベント“メイプルバー”の開催
少しでも会社に興味をもってくれる人を呼んで会社の社風を見てもらえればという想いで、社内交流と社外への認知度アップを目的にしたエンジニア交流会イベント“メイプルバー”を企画・運営しました。
“無料でお酒が飲めてエンジニア同士が交流できる面白いイベントをやっている会社”として少しずつ認知度がアップしていきました。よりインパクトを出すために、デザイナーさんが毎回素敵なバナーをつくってくれたのも効果アップにつながったと思います。
時にはZOZOスーツで体を張ったり……(みんなありがとう……)。毎回エンジニア用語をもじったタイトルをつけるのも、みんなでアイデアを出し合いながらすすめました。
「メイプルシステムズは知らなかったのですが、メイプルバーは知っていました! あのイベントを開催している会社なんですね」と言っていただける機会が増え、イベントの集客も毎回満席になるほどになりました。
運営を楽しみながら参加してくれている社員がいたのも、とても助かりました。人事は1人じゃできないなということもこのイベントを通じて学びました。
【交流会イベント運営のメリット】
・会社の認知度アップ
・内定者の会社理解度アップ
・社員の帰属意識の醸成
・リファラル採用の促進
<TEXT/株式会社採用モンスター代表取締役社長 鴛海敬子>