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まるで別人!話題のビフォーアフター動画を投稿した美容師の素顔

暮らし

 身だしなみは社会人のマナー

 営業や接客業はもとより、それ以外の仕事でも周囲に好印象を与えられるよう、常に気を配りたいものです。人の第一印象を大きく左右すると言われる“髪型”で、ネットで話題の動画をご存知でしょうか。

 この動画を投稿したのが、美容師の大月渉さん@omaturi1002)です。彼が在籍する渋谷のヘアサロン「L.dorado(エルドラード)」で話を聞きました。

高校時代のヘアセットが高じて美容師に

――美容師を志したキッカケを教えて下さい。

大月渉(以下、大月):自分はギャル男世代で、高校時代は毎日そんな感じの髪型をセットして登校してました。

 その評判がよくて、友人からもヘアセットを頼まれるようになり、一人500円で請けたりしてました。それが先生にバレて「そんなに髪の毛が好きなら、大月は美容師を目指せ」と進路指導されたのがキッカケですね。

――その後、美容師の専門学校に進学したのですか。

大月:そうです。2年間、専門学校に通って資格を取りました。ただ、高校時代からそうだったのですが、自分はどちらかというと不真面目な生徒で、不勉強がたたって専門学校の実技テストも下から数えたほうが早いくらい。落ちこぼれだった時期もありました。

「高校時代はギャル男だった」

バズ美容師

バズ動画の投稿主である美容師の大月渉さん

――動画での腕前を拝見すると、落ちこぼれだったのは意外な過去だと感じます。

大月:さすがに「マズイな」と思って、それからは友達が帰っても猛練習をする日々を過ごしました。おかげで次の期末の実技テストで3位になりました。

 とあるユーチューバーの方が言ってて、非常に感銘を受けた言葉があって「1か月でどこまで遠くに行けるか」というレースがあったとして、30日間ひたすら全力で走り続けようと考える人と、たとえば最初の10日間を原付免許の勉強にあてて、後半でブッちぎると考える人がいると。

 自分は後者で、効率的にゴールする方法を組み立てるタイプです。無目的にダラダラと毎日学校に通うよりも、明確な目的意識を持って集中的に練習したほうが成長すると思ってます。

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