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高収入に目がくらんだ…。婚活女子が「彼氏の貯金額」に絶句した訳

暮らし

婚約までは順調だったけど…

「そのあとは同期の彼氏と別れて、新たに手取り45万円のほうと交際を始めたんですが、しばらくはすごく楽しくて、上手くいってたんです。付き合ってすぐのタイミングなのに、お互いの実家に、紹介がてら遊びに行ったりして。あちらの両親にも可愛がっていただいて、半年で婚約に至りました」

 順調に入籍の日取りを決め、引っ越し先を探していたそうですが、そこで問題が発生してしまいます。

「都内の2DKを借りることになったんですが、彼が『手持ちがないから先に一括で払っといてくれない?』って言ったんです」

 家賃は15万円。敷金・礼金がそれぞれ1か月分、あと鍵の交換などを含めると約50万円です。高額ではありますが、なぜ手取り45万円の彼が支払えなかったんでしょうか?

結婚資金が1円もなかった

カップル

「月に45万円ももらっていても、彼は『貯金=余ったおカネ』という考えで全くおカネを貯めてなかったんです。借金はありませんでしたが、『あればあるだけ使い切ってる』と悪びれもせず言うんですよ。正直、デートでいろんなところに連れて行ってくれたり、プレゼントも豪華だったりしたところも惹かれた要因のひとつでしたが、まさか引っ越し代も出せないほど散財してるとは夢にも思いませんでした」

 この一件がどうしてもひっかかった愛さんは彼との婚約をいったん保留にしたいと告げました。それに対して、彼は必死に謝罪と今後の改善を訴えたといいますが、結局2人は婚約破棄をしたのでした

「彼から『これからちゃんとする!』と、散々謝られましたが、引っ越し資金も結婚資金も、初めは私が全額負担するっていうことに抵抗があって無理でした。それにお金の使い方や金銭感覚って早々には変えられないだろうなって思って。この失敗を経て、いかに元カレが良かったか身にしみました」

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