高収入に目がくらんだ…。婚活女子が「彼氏の貯金額」に絶句した訳
結婚する時に重視することは人それぞれ違うと思います。とはいえ、やはり避けて通れないのは、相手の懐事情でしょう。「結婚する時に収入だけを重視するな!」と、周りに口をすっぱくして言っているというのは鈴木愛さん(仮名・31歳)。
今では一児の母として幸せに暮らしていますが、20代の頃に恋愛のお金に関する失敗をしたそうです。
月収23万円の彼氏にプロポーズされたけど…
「24歳の頃かな。当時、勤めていた会社の同期と付き合っていたんです。入社からずっと一緒で気心もしれているし、とても誠実な人で仲もすごく良かったんです」
順調に交際を重ね、ある日、彼にプロポーズを匂わされました。
「付き合って1年がたった頃、『僕は先を見据えて付き合ってるからね。その意味、わかるよね?』って言われたんです。『結婚するなら彼と』って思ってたんで、とても嬉しかったんです」
しかし、彼との結婚をリアルに考えてみると、愛さんは「ちょっと無理かも」と思ってしまったとか。
合コンにいた高収入男性に心が揺らぐ
「彼も私と同じ給料の額なので手取りは23万円。良くも悪くもないんですが、転職でもしない限り、徐々に給料が上がるだけなんです。正直、まだ24歳だし、『もうちょっと稼ぎが良い男に出会えるんじゃないか?』という欲が漠然と出てきちゃったんですよね(苦笑)」
そんな時に、人数合わせで行った合コンで、ある出会いがあったそうです。
「4対4の合コンだったんですが、私を気に入ってくれた人がいたんです。見た目もそこそこタイプだったし、改めてデートすることにしました。もちろん、彼氏がいるのは内緒にして……」
猛プッシュしてくれた新しい彼から、3回目のデートの終わりに「結婚を前提に付き合ってもらえないかな」と告白されたという愛さん。
「かなり悩みました。同期の彼氏がいなければ即答でOKでしたけど……。でも、結果的に告白してくれた新しい彼を選びました。オシャレなレストランに連れてってくれたり、振る舞いがスマートだったりと、いろいろ良い所はあったんですが、何より手取りが月45万円だったのが決め手でした。それとなく会話の流れで聞き出したんです(笑)」