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「また告白された」LINEでモテ自慢する正直ウザい友人の本音

暮らし

モテる自慢をしてくるのは、それが本音?

サバゲー

 足立さんはある日、サバゲー仲間のグループラインに、ある報告を送りました。それは、数年付き合っていた彼女と婚約をしたというもの。仲間たちは次々にお祝いの言葉を送ってくれたのですが、唯一、Sさんだけは信じられない言葉をかけてきたのです

「Sくんからは『僕のほうがモテるのに足立さんのほうが幸せそうでムカつく』という感じのことを言ってきたんです。当然みんなが見ているメッセージだったので、他の友人たちがなんとか空気を変えてその時は収まりました」

 Sさんからの本音を聞いてしまった足立さんは、サバゲー仲間たちの関係を悪くしないためにも本人と話すべきだと考え、Sさん個人にLINEをしてその真意を確認することにしました。

「うらやましい」と言われたくて…

 後日、足立さんは、Sさんになぜあんな発言をしたのかLINEで聞いてみました。すると、Sさんは今までモテることを周囲が羨むのが当たり前で、それを生きがいのように感じていたこと。

 しかし、足立さんはうらやむどころか、「モテる自分よりも友だちが多く、彼女もいて幸せそうに感じ、ムカついていた」ということを話したのです。

サバゲー

「確かにうらやましいと思ったことはなかったですが、それはSくんと歳が離れていたことや、Sくんの外見ならモテて当然と思っていたからで……。俺が一度もうらましいと言わなかったことが悔しかったんでしょうね。だから必死にモテるアピールをしていたと」

 Sさんの気持ちを聞いた足立さんは、思っていることを話し、「幸せは人それぞれだからSくんも自分の幸せを見つけてほしい」と伝えました。思いが通じて納得してくれたのか、Sさんは今までのことを謝罪し、それ以降、モテるアピールをすることはなくなりました。

「他の仲間たちにもなんとなく話はしたんですが、Sくんがあの輪にいるのが気まずくなってしまったようで。それからしばらくしてLINEのグループからも抜け、今は集まりにも参加しなくなってしまいました。どこかで元気にやってくれていると良いんですが」

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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