幸せはお金だけじゃない?フリーランスが実感できる「3つの自由」
「時間」と「人間関係」から自由になるには
フリーランスになったら「時間的自由」はなくなるのでは? と思うかもしれませんね。私の考える「時間的自由」とは、本当にやりたいことならそれに使う時間こそが「自由」だということです。ちょっと考えてみてください。あなたが、本当に「自由」になったら、何をしたいと思いますか? 自由になったときにやりたいことイコール本当にやりたいことです。
本当にやりたいことが仕事になるならば、それは自由を得たのと一緒です。フリーランスとして、本当にやりたいことを仕事にすることができれば、たとえ「一日中仕事」という日があってもいいのです。もちろん、最低限のワークライフバランスを保つことは必要ですが、私自身は副業でコーチングやコンサルティングを始めたとき、それ自体が本当にやりたいことだったので、他に自由な時間が欲しいとは思いませんでした。
最後に「人間関係の自由」についてです。会社員として働いていると、大抵の場合、上司や同僚を選ぶことはできません。行きたくない飲み会に嫌々付き合うこともあるかと思います。フリーランスとして働くならば、自分のビジョンやゴールと関係ある人だけ付き合うことができるようになるのです。
もちろん、最初からそういうわけにはいかないでしょうが、徐々に人間関係を精査してゆき、付き合いたい人とだけ付き合うということができるようになり、人間関係のストレスは激減します。
売上に必要な「社会的貢献」という視点
3つの自由を追求する上で、自分自身が楽しめること、好きなことを選ぶのはとても大事なのですが、それを「社会貢献」できる方向に持って行かない限り売上にはなりません。好きなことだから、と独りよがりではフリーランスとして長く売上を上げ続けることはできないのです。
例えば、あなたは漫画を読むのが好きだとします。寝食を忘れて漫画を家で読みまくっていても、それだけではお金にはなりません。しかし、好きな漫画の解説サイトや、自分で調べた裏話などをブログにまとめて発信したらどうなるでしょうか? 興味を持ってくれる人が増え、次第にアクセスが集まって、サイトを見てくれた人を楽しませることができるようになれば、漫画の紹介ブログでアフィリエイトをすることができるようになるかもしれません。
もうひとつ例を挙げると、あなたがパソコンを好きでマニアックな知識をたくさん持っているとします。どんなに勉強だけをしていてもお金にはなりませんが、得た知識をパソコン教室として他人に教えるとか、教える動画を販売するなどすれば、次第にお金になっていきます。こうして、好きなこと、得意なことを「人の役に立つ」方向に持っていく力が必要になります。好きなことで人の役に立つ、すなわち「社会貢献」ができると、それがビジネスに繋がります。