コロナ禍でも「必要とされる人材」とは?指示待ちタイプだとNG
自信がない人が徐々に変わっていく
また、これまでは休日や残業、就業時間や給料などの条件のみだった職探しの基準が、自分が生涯をかけて成し遂げたい仕事などに一変するという。
「『実現できそうな企業はどこか?』『どんな顧客貢献をしている企業なのか?』『社会にどのような価値提供をしている企業なのか?』という就職先の企業の本質的な価値に注目して進路を考えるようになっていきます。これも大きな変化です。
そして最後に『自分自身への自信と期待を持てる』ようになります。カレッジに参加する人材の多くは就活に失敗した経験や大学生活に失敗していて、社会に出ていく自信がない人のです。研修を通して、自分も決めたことをしっかりとやりきることができるじゃないかという自信を持つことで社会に出ていく勇気を得られるようになっていきます。この3つ目の変化が一番大きいかもしれません」
<取材・文/一ノ瀬聡子>