帰宅後の5分で決まる!スーツを長持ちさせるメンテナンス術
「スーツのお手入れをしていますか?」
ビジネスマンがスーツを着る理由は明確です。相手に失礼がないような服装のなかで、もっともエレガントな雰囲気があるのがスーツだからです。
ところが、しわしわよれよれ、肩のほこりやフケ……。このような状態では、せっかくのスーツ姿も印象が悪くなり台無しです。しかも、スーツの寿命も短くなってしまいます。
メンテナンスはスーツの寿命を長持ちさせる
メンテナンスをすることは、印象を良く見せる効果にとどまらず、スーツの寿命を長持ちさせるといった効果も期待できます。
とはいえ、気持ちはあるけれども、やり方が分からないというビジネスマンが多いという話をよく耳にします。また、くたくたで帰宅したとき、「時間を掛けて日々お手入れする気力はない……」という声も聞こえてきます。
もし、帰宅後たった5分で行えるメンテナンスがあれば、続けていける気がしませんか? ビジネスシーンにおいて、身だしなみは必須事項です。
また、第一印象で損をしないために最低限のメンテナンス方法を服のコンサルンタントである私、山崎剛が教えます。
まずは、ポケットのものを出す!
言われてみればごく当たり前に聞こえるかもしれませんが、スーツジャケットのポケットは、長時間、物を入れることを前提としていません。ジャケットの脇ポケット・胸ポケットは基本的に飾り。物を出すだけで、ジャケットを長持ちすることができます。
スラックスのポケットも同様です。物を入れたままにしておく場合、重みによってポケット周辺の生地が伸びてしまう可能性があります。また、型崩れの原因になってしまうので注意しましょう!
あなたは1週間を何着のスーツで回していますか?
理想は2着のスーツを、週ごと、もしくは週の前半・後半でローテーションしたいところですが、1着しか持っていない人こそ、ポケットのものを取り出しジャケットを休ませましょう。帰宅後5分の簡単な作業で、飛躍的に長持ちします。