年収1000万円稼ぐ男はなぜ歯医者に通うのか?プロに聞く、一流の身だしなみ術
デンタルケアは定期的に歯科医に
続いてはどんな美容を実践しているのかを丸山氏に聞いた。
「今は眉と爪の手入れはマストです。眉は行きつけの美容院で形を整えている人が多い印象です。その上で、足りないところに少し書き足し、全体の印象を整えるという人も多いです。
爪は専用サロンでファイリング(爪やすりで整えること)や甘皮のケア、爪みがきをオーダー。ピカピカにしすぎず、ハーフマットくらいにします。眉も爪も、手入れをしている人は数年前と比べて今は一気に増えました。今後、眉と爪は『できそうに見える人』と『そうでない人』の差がわかる部分になっていくでしょう」
ニオイケアもマストといえる。毎日のシャワーなど身体を清潔に保つのは当たり前のことだが……。
「衣服についたニオイにも注意しています。日中は制汗剤、デオドラントシートでニオイを抑えた上で、フレグランスを使います。日中は爽やかな香りのコロンか、キャリアのある人なら持続性の高いオードパルファムがいいと思います。日中つけるなら、香りが立ちすぎないよう二の腕かウエストあたりに。なお、口臭は忙しい人ほど気づきにくいので、洗口液の携行をして、時々うがいをしている人が多いです。また、歯科医でのデンタルケアを利用する人が多く、そういう人は毎月、定期的に歯科に行くことがスケジュールに組み込まれています」
1週間に1度美容院に行く人も
髪のカットはかなり小まめにしている人が多く、ヒゲや指の毛の脱毛も今や「常識」レベルだとか。
「髪は、特にサイドや襟足は伸びが目立つと途端にだらしない印象になりますので、気を使って整えている人が多いです。2~3週間に一度くらいのペースで美容院に行く人が多いのではないでしょうか。中には1週間に一度という人もいます。
ヒゲはきれいに剃っている、もしくは伸ばしている人は美容院等で形を整えたカットをしています。ヒゲの脱毛も最近では増えていると聞きます。脱毛といえば、指の毛の脱毛もかなり増えているようです。確かにお会いした男性の指は、きれいな人が前より格段に増えています」
加えて肌の状態がいいのは、成功しているエグゼクティブの証といっても過言ではないそうだ。
「一般の若いビジネスパーソンでもローション、乳液くらいを使っている人はすでに多数派です。年収1000万クラスだと、行きつけの美容院などで勧められた定評のある男性ブランドのものをラインで使われています」