ウエルシア薬局、弁当まで買える“コンビニ化”で好調。バイトや社員の声は?
ウェルシア薬局「ホワイト/ブラック度」判定
ウェルシア薬局:★★★☆☆
いわゆるコロナ禍の中にあって、業績的に難を逃れた数少ない企業です。「医薬品もしっかり買えるコンビニ」的存在として、売上・店舗数といった実績面でも存在感を出すことができています。食品の品ぞろえは同業他社と比べても優れており、特に総菜の味と価格のクオリティで評価が高いセイコーマートの商品を扱っているということは評価すべきだと考えます。
筆者自身が北海道出身でセイコーマートの商品にお世話になったという理由もあるのですが、道外でも根強いファンがいるセイコーマートは道外では埼玉と茨城にしか実店舗がなく、商品を手に入れられる機会が非常に限られています。
そのため「ウエルシア薬局であれば一部商品が買える」というのはとてもありがたく、便利だと感じます。「北海道サロベツ牛乳」も美味しいので、今後も取り扱いを継続していただけると嬉しいです。
ただし、働く側に立って考えると、業務量がとにかく多く、土日や深夜シフトになる可能性があることと、医薬品の不正販売など、コンプライアンス意識のゆるみが率直に言って気になりました。特に行政処分が出てしまっている点は見過ごせません。これらのマイナス要素を踏まえて、最終的に★3としました。
<TEXT/アラートさん>
※1…有価証券報告書より。2020年2月29日時点の値
※2…「厚生労働省「平成30年賃金構造基本統計調査」付表2産業、年齢階級、性、企業規模別賃金(4‐3)の卸売業・小売業の値より算出道外では埼玉と茨城にしか実店舗がなく、商品を手に入れられる機会が非常に限られています。