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同僚に恋心を打ち明けたら…まさかの「LINE三角関係」に発展するまで

暮らし

嫌がらせ?好きな人と仲良しアピール

 Mさんとの飲み会後、吉沢さんはMさんの言動に違和感を覚え始めます。今までMさんからTさんについての話しなど聞いたことがなかったのに、わざわざTさんとやり取りをしたとか、LINEを聞いたとか、飲み会で一緒になり話したことなどを吉沢さんにLINEで報告してくるようになったのです。

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「他にも、Tさんを含む数人でお昼を食べに行ったとか、休日誘ったとかそういうLINEが何通もきて、嫌がらせかと思いましたね。僕の気持ちを知っているはずなのに…って悔しくなりました」

 そんなMさんからのLINEに焦りを感じた吉沢さんは、Tさんへのアプローチをセーブすることをやめ、LINEをたくさんしたりデートに誘ったりと、意識してもらうような行動を積極的にするようになりました。

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 その甲斐あってか1か月後には告白が成功し、晴れてTさんと付き合うことになったのです

信じていた同僚から恨みつらみLINE

 もともと社内恋愛に寛容だった社風もあり、吉沢さんはTさんとのことを同僚などに隠さず話し、付き合っていることはすぐに部署内などに広がっていったそう。すると、Mさんから想像もしていなかった内容のLINEが送られてきたのです。

「簡単に言うと、『Tさんは俺が先に狙っていたのに横取りされた。仕事もできないやつにTさんを幸せにできるはずがない』みたいな、恨みつらみが書かれたものでした。なんとなく感じてはいましたが、やはりTさんが好きだったのかという気持ちと、信頼していた同僚からの心無い言葉にかなりショックでしたね」

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 MさんからのLINEは一度きりではなく何度も続き、最後は直接話すことに。そこでもMさんの気持ちは収まらなかったようで、結局話し合いは決裂したまま終わってしまいました。そして、今までのように2人で飲みに行ったり遊んだりということはなくなってしまったそう。

「いつかまた前のような関係に戻れたらいいなとは思いますが、こればかりはMくんの気持ち次第ですから……。まさかこんなトラブルになるなんて思ってもいませんでしたが、Tさんのことを大切にすることで、いつかMくんも認めてくれるんじゃないかなって信じています」

<TEXT/つる>

食べること、お酒、音楽、辛いものが大好き。30代になっても派手髪から抜け出せません。外に出るのはお酒が待っている時だけという姿勢を崩さず、今日も適当に生きています

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