全英が熱狂!? 非FIFA加盟国による“もう1つのW杯”を現地ルポ:観戦2日目
私は仕事があるため6月3日の試合を観戦して帰国しましたが、大会は現在準決勝まで進んでいます。
決勝カードは北キプロスvsカルパタリャで、日本時間で6月10日の午前2時(現地時間9日の午後6時)にQueen Elizabeth IIスタジアム(Enfield Town FC)でキックオフです。
また日本から出場している在日コリアン代表は、チベットと日本時間9日未明に11-12位決定戦を戦います。試合の模様は「mycujoo」で生中継されます。また過去の試合の映像やハイライトもこちらから閲覧できますので、興味のある方はご覧ください。
マイノリティと言うと日本では疎遠に思われますが、日本でも在日コリアン代表と琉球代表がCONIFAに加盟しており、CONIFAワールドカップを日本で開催しようとする動きもあります。
パスポートの国籍で分けられるFIFAでは、未承認国家やマイノリティが参加できません。そんな陽の当たらない人たちが自分たちのアイデンティティを主張できる開催は本当に貴重な場です。2年後の開催地は決まっていませんが、どこで開催されても、また現地へ行くつもりです。
<取材・文・撮影/的場雄一郎>