「誰でも話し上手になれる」コツを、ディスカッションの達人が伝授
「要する」力を鍛えてさらにレベルアップ
わけて整理することは、やれば誰でもできます。もうひとつレベルが高い人がやっていることは「本質をひと言でまとめる」ことです。
「要するに……」と端的に説明できると、ややこしい話でも大事なところだけは確実に共有できますし、相手の話を整理してあげることもできます。
物事の本質をズバッと言えると、コミュニケーションの大事な部分を外さないだけでなく、「この人はわかってくれる」という信頼感にもつながります。自信がない人には、普段からなんでも「要する」練習をオススメします。
例えば「今日がどんな日だったか」とか、「好きな映画や本の内容」を次のポイントで整理すると、アウトプットのいいトレーニングになります。
■ 10~15文字以内に収める
■ 文章のエッセンスを抜き出し、熟語や短い言葉へ言い換える
■ 相手に「面白い」と思わせる表現にこだわる
会議や打ち合わせの準備に、ぜひトライしてみてください。
<TEXT/高橋輝行>