新型コロナ関連で覚えておきたい英単語。「買い占め」はなんと言う?
新型コロナウイルスの影響で、市民生活にも色々な影響が生まれてます。トイレットペーパーなどの紙製品が不足するいった事実に基づかない情報によって不便が発生することも多いですね。
このように物が不足していることはShortageと言います。We are short on toilet paper.「トイレットペーパーが足りない」というふうに使います。
【第73回】コロナ関連で使われている表現 ②
ShortageやShortは「不足」ですから、ゼロではありません。All the local stores are out of toilet paper.と言えば「地元のお店にはトイレットペーパーが無い」となります。Out ofで「欠品」を表せます。We ran out of toilet paper.であれば、「トイレットペーパーが無くなってしまった」という意味。
Run out ofは「無くなってしまう」という意味で使える便利な表現です。Run out of gasは自動車のガス欠でも使えますし、マラソンなどの長距離レースで疲れてしまい、途中でペースが落ちてしまった時にも使えます。Run out of moneyであれば、例えばバックパック旅行中にお金を使い切ってしまうこと。
品不足になる原因には、買い占めが挙げられますね。これはHoardingと呼ばれます。Hoardとは、「ため込む」というのが直訳。「買い占め」とはニュアンスが少し違いますが、今回のコロナウイルスによる買い占めでも、その他の自然災害の時の買い占めでも使われる表現です。
それ以外の例では、ゴミ屋敷の様な場合でHoardingが使われます。Hoarderと言えば、ゴミ屋敷に住んでいる人であったり、買い占めに走る人々のことです。
マスクや手袋を「PPE」と呼ぶ理由
不足しているもののひとつに、マスクなども挙げられます。マスクや手袋などは、PPEという総称があります。Personal protective equipmentの略です。
これは決して医療用語ではありません。工事現場などで目立つ色のベストが使われていたり、工場で安全靴が使われていたりします。耳栓、安全メガネ、長靴、ヘルメットなど個人を守るために使われているものは全てPPEと呼ばれます。