伊藤沙莉、25歳のブレイク女優が明かす「仕事人として大切にしていること」
「2ちゃんねる」を見てからのエゴサ人生
――伊藤さんご自身について聞かせてください。子役からずっと活躍されてきましたが、このところの人気は特にすごいです。ご自身でも「自分、キテルな」といった感覚はありますか?
伊藤:なんか夢見心地で現実味がないです。すごく嬉しいし、何よりも作品を観ていただけるきっかけに自分がなれるなら、一番嬉しいです。でも私自身としては、この仕事は職業なので、普通に仕事に行って、帰ってみたいな感じで、変わりはないんです。だからエゴサとかしてると面白いですね。私、めっちゃエゴサするんですけど。
――そうなんですか?
伊藤:ええ。デビューは小6です。普通のデビューは小3で、エゴサデビューが小6。「2ちゃんねる」を見て号泣してからのエゴサ人生です。
顔バレは「どこで分かったの?」と嬉しい
――それはベテランですね。では最近の支持はかなり嬉しいのでは。
伊藤:いい評価でも悪い評価でも、自分がお会いしたことのない人に、何か感想を抱かれるというのはすごく嬉しいことだと思っています。知っていただけているんだということを、純粋にかみしめている感じ。だから、褒め言葉なんかは、スクショしちゃいます。
たとえば「いつもと違う新しいお芝居を見れてよかった」とか、役のこととかお芝居のこととかを言ってもらえるのは嬉しいので、響いたものはスクショして、自分のなかでかみしめてます。
――最初に電車に乗ってというお話が出ていましたが、今でも普通に電車に乗っているんですか?
伊藤:そりゃ乗ります。普通に乗ります。
――そのなかでも変化は感じますか?
伊藤:そうですね。それこそマスクしていて気付かれたりすると、「えー、どこで? どこのパーツで分かったの♪」と嬉しくて聞きたくなっちゃいます(笑)。