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ラーメン界の革命児が「異色のコラボ」に力を入れる理由。2代目社長に聞く

ビジネス

誰もが認めるホワイト企業を目指す

 1996年の開業以来、単価に見合う価値提供をするべく、値下げをせずに「ブランド」を意識した形でラーメンビジネスを展開してきた麺屋武蔵。今後の展望について矢都木氏に伺うと、「世界一かっこいいラーメン屋を目指す」とし、次のように抱負を述べた。

「個人的には最強のホワイト企業になりたいと思っています。ラーメン業界の中でも、働きやすい環境や給与水準を高く設定していますが、麺屋武蔵に所属することで『幸せになる』と思ってもらえるような企業を目指したいですね。

 会社はそういう場であるべきですし、現場に権限移譲しているのも働く人が裁量持って取り組めるのをバネに成長してもらいたいから。結果が出る分だけ稼げるようになり、足を運んでくださるお客様も麺屋武蔵のファンになる。そのような店舗づくりをこれからもしていきたい」

 ラーメン業界の地位向上のために、麺屋武蔵が見据えるラーメン屋のあり方。今後のさらなる発展に期待したい。

<取材・文・撮影/古田島大介>

1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

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