パ・リーグ20代選手「年俸トップ10」入団5年の2億円プレイヤーも
同率3位:則本昂大(29歳、楽天)3億円
昨年より7年という異例の大型契約を結んでいたことが明らかとなり、大きな話題を呼んだ。
右ひじ手術の影響でわずか5勝にとどまり、プロ入り以来、初めて勝ち星が1桁となった。今季は選手会長にも任命され、心身ともに万全の状態でキャンプを迎えるとともに、シーズンでの復活を目指す。
同率3位:千賀晃大(27歳、ソフトバンク)3億円
4年連続二桁勝利、初の最多奪三振にも輝く活躍で、今季の年棒は1億4000万円増の3億円に到達。
両リーグ最多となる投球回数(180回1/3)を投げており、「令和初」となるノーヒットノーランも達成するなど、エースとして揺るぎない存在となった。
プレミア12は疲労により辞退したものの、東京五輪代表候補の一人としての期待は大きい。
2位:森唯斗(28歳、ソフトバンク)4億6000万円
シーズンを通して存在感を発揮し、ソフトバンクの2年連続日本一の原動力となった。
巨人との日本シリーズでは4連投ですべての試合を締め括るなど、信頼感は絶大。1億8000万円アップでの大型契約で更改し、今季も日本一のクローザーとして君臨する。
1位:浅村栄斗(29歳、楽天)5億円
FA移籍1年目だった昨シーズンもフル出場しながら33本塁打と期待通りの活躍をみせた。
プレミア12でも日本代表のクリーンナップを打ち、世界一に貢献している。
パ・リーグ20代最高年棒プレーヤーとして、今季はタイトル獲得、そして何よりも楽天を7年ぶりの日本一へと導くために打撃、守備とも全身全霊をかけ、新シーズンに挑む。
<TEXT/佐藤文孝>